コロナのおかげで気づけた介護のニオイのはなし
新型コロナウイルスの影響で3か月ぶりの盛岡となったわけですが、実家に入った瞬間、「あ!築50年の古い木の家のニオイがする!」とまず思いました。 わたしの遠距離介護は、何もなければ東京に2週間、盛岡に1週間というペースを繰...
新型コロナウイルスの影響で3か月ぶりの盛岡となったわけですが、実家に入った瞬間、「あ!築50年の古い木の家のニオイがする!」とまず思いました。 わたしの遠距離介護は、何もなければ東京に2週間、盛岡に1週間というペースを繰...
母の認知症が進行するにつれ、たくさんの習慣を忘れ、得意だった料理のレパートリーも激減しています。 抗認知症薬よりも、料理を続けてもらったほうが認知症の進行は遅くなると考えているわたしは、味が微妙でも、材料が違っていても、...
妹から、母が孫を忘れてしまった話を聞き、軽い衝撃を受けたわたしは、新型コロナウイルス対策のための5日間のビジネスホテル生活を終え、実家へ帰りました。 5日分の服などが入った重いリュックサックと手提げ袋を抱えながら、30℃...
認知症になる前の母は、料理に関することに、とにかくこだわる人でした。 今でもたくさんのタッパーにシールが貼ってあって、文字こそ消えてますが、たくさんの香辛料や調味料を使いこなしていた「跡」が残っています。 認知症が進行す...
前回の記事「認知症の母と久しぶりに電話で会話して分かったこと」の続きです。 わたしは、見守りカメラで母をチェックしているため、用事がない限り電話はしません。それでも心配になって久しぶりに電話をしたのですが、実はもっと大切...
先週、認知症の母と久しぶりに「電話」で話をしました。 遠距離介護中のわたしはよく、「どのくらいの頻度で電話しているのですか?」と質問されるのですが、答えは「ほとんど電話することはない」です。 理由は2つあって、1つ目は息...
遠距離介護の中断も、3か月目に突入した。 新鮮な介護ネタは枯渇してしまったが、これまでの7年半の蓄積は相当あるので、思い出しながら記事は書いていきたい。 76歳の母のこの言葉を、わたしは100回以上受け止めていると思う。...
首都圏の緊急事態宣言が解除されたとしても、全国的に県をまたいだ移動の自粛が続けば、遠距離介護はできません。介護は不要不急の外出ではないのですが、未だ感染者ゼロである奇跡の岩手県だけに、尚のこと帰りづらいです。 買い物もゴ...
新型コロナウイルスが終息したあと、社会や生活様式が大きく変化すると予想する専門家が多くいます。わたしも介護の未来がどう変化するか、ポジティブな面、ネガティブな面から予測してみました。 介護離職者が減る 新型コロナウイルス...
西日本新聞のネットニュースを見ていたら、中日新聞記者の三浦耕喜さんの新刊『わけあり記者の両親ダブル介護』の記事があった。三浦さんは現在、体の震えや筋固縮など、体が思うように動かない難病、パーキンソン病を発症している。 コ...
実家にある壁掛けカレンダーは、認知症の母にとっての生命線です。 近所の100円ショップで売っているカレンダーは、カラーで大きさもちょうどいいです。ケアプランに基づき、曜日ごとに受ける介護保険サービスの時間や内容を、わたし...
今から5年前、匿名さまという方からこんなブログコメントを頂きました。 我が家は父も俺も介護をする為に仕事を辞めちゃいましたからね。自営業だったのでそれなりに融通は利きやすかったのですが、さすがに毎夜徘徊されると両親と俺の...
3月31日を最後に、盛岡へ帰省できていません。これまでの7年間の遠距離介護で、1か月以上帰らなかった経験はなく、ここからは未知の世界へと突入します。 認知症の母に「普通の」夕食を準備してもらうために、わたしはいつも下記を...
新型コロナウイルスによる在宅勤務や外出自粛で、家に居る時間が増えました。 そのことで、新型コロナ離婚や家庭内暴力が増えたというニュースも見るようになりました。DV被害者や加害者の更生を支援する団体の代表はこう言ってます。...
最近、新型コロナウイルスの影響で外出自粛している高齢者を狙った不審な電話が増えています。NHKのニュースを引用します。 不要不急の外出を控えるよう呼びかけが行われる中、家にいる高齢者をねらう詐欺とみられる不審な電話が相次...
実家の冷蔵庫が、とうとう壊れました。 冷蔵庫は「National」製で、名前から分かるとおり古く、2003年製造のものです。容量は404リットルで、家族3人から4人で使うサイズです。 認知症になる前の母は料理上手で、冷蔵...