子の甘えを利用して親の自立を促す認知症介護
盛岡に帰るとまず、訪問介護(ヘルパー)の連絡帳を読んで、次にデイサービスの連絡帳を読むのが日課です。デイサービスの連絡帳に、直近数カ月はこんなコメントが連続して見られるようになりました。 「お母さまをお散歩にお誘いしたの...
盛岡に帰るとまず、訪問介護(ヘルパー)の連絡帳を読んで、次にデイサービスの連絡帳を読むのが日課です。デイサービスの連絡帳に、直近数カ月はこんなコメントが連続して見られるようになりました。 「お母さまをお散歩にお誘いしたの...
東日本大震災から、今日で9年が経ちました。 当時わたしは、都内で会社員として勤めており、このブログも存在しませんでした。岩手の母も年相応の物忘れがあったとはいえ、認知症を発症する前で、まだまだ元気な頃です。 あの日のこと...
わたしが不在のときでも、認知症の母を支えてくださっているケアマネさん、ヘルパーさん、理学療法士さん、訪問看護師さん。 毎日誰かしら、必ず母の家を訪問してくれて、買い物やゴミ捨て、デイ送り出し、目薬、認知症の薬持参、点滴、...
3月14日(土)から、JR東日本、JR西日本、JR北海道で「新幹線eチケットサービス」が始まります。 きっぷの予約自体は2月14日から始まっていて、わたしも予約のみ完了しています。通いで介護している人にも便利でお得なこの...
新型コロナウィルスの影響で、小中高の学校がお休みになり、親御さんが学童保育に問い合わせをしたり、シッターさんへの問い合わせが急増したというニュースが、連日報道されています。 一方、在宅介護中の皆さんにも影響は及んでいて、...
この記事のもくじ1 他人事とは思えない遠距離介護での感染2 認知症介護とコロナウィルス3 マクロな視点とミクロな視点4 情報を受けとったときに持つべき4つの疑問 他人事とは思えない遠距離介護での感染 わたしの介護と重なる...
新型コロナウィルスの影響が、皆さんの生活や介護にも及んでいるかと思います。わたしも家族が重症化しやすいので、最大限に警戒し、自粛もしています。 この記事のもくじ1 講演会・イベントの中止2 スポーツジムの自粛3 カフェに...
高齢者のテレビの音がうるさくて、困っている方もいると思います。加齢によって、音の聞こえが悪くなる加齢性難聴が原因ですが、NHK健康チャンネルより引用します。 一般的に50歳頃から始まり、65歳を超えると急に増加するといわ...
JR東京駅丸の内北口徒歩1分にある丸善・丸の内本店さんで、3月13日(金)~15日(日)の3日間開催されるイベント『丸の内BOOKCON 2020 with honto』。 出版社72社120ブースが参加し、 本を制作す...
毎月19日発売のMONOQLO(晋遊舎)。 連載中の『ウチのおかんがボケちゃいまして』に登場する、ライター岡野さんのお母さまの先月号の食事は、本当に驚きでした。 あれだけコーラを飲む高齢者っているの?ってくらい、食事にコ...
暖冬の今年。盛岡はそれほど雪かきをする必要もなく、いい冬だなぁと個人的には思いながら、遠距離介護を続けていました。 暖冬と言っても、朝の気温が氷点下10度を下回る日もあり、あろうことかその日に、盛岡の実家の水道管が凍結し...
新型コロナウイルスのニュースが飛び交う中、高齢者を抱える介護者の皆さんも当然、神経をとがらせる日々を送られているかと思います。 わたしも東京と岩手を遠距離介護で往復しておりますが、岩手には高齢の認知症の母が、東京にはSL...
電話でのコミュニケーションが減り、メールやSNSなど、文字ベースでのコミュニケーションが圧倒的に多くなりました。それゆえ、メッセージがうまく伝わらない、相手に誤解を与えてしまう、表現が強すぎるなどのミスコミュニケーション...
ひとりで介護を抱えてしまうと、周囲や社会から孤立してしまい、誰にも頼れず疲弊しまうからダメとよく言われます。 もうひとつのストレスは、ひとりでいる自分、いわゆる「ぼっち」状態を恥ずかしいと捉えるのか、「ぼっち」でも楽しい...
母の認知症が進行する中で、状態も少しずつ変化しています。 最近の変化を一言で表すなら「余韻」。 わたしは盛岡で1週間、母と生活したあと、東京へ帰ります。滞在中、母に毎日やってもらう仕事は、食事作り。朝は必ず、目玉焼きとも...
(2月25日加筆):新型コロナウィルスの影響により、講演会は中止となりました。申し訳ございません。 3月14日土曜日の午後に、茨城県古河市で認知症介護の無料講演会を行います。1月、2月と非公開の講演会だったので、2020...