『家族のためのユマニチュード』を認知症介護家族が読んでみた感想
ユマニチュードが特に話題になったのは、2014年頃だと思います。 ユマニチュード創始者のイヴ・ジネストさんの講演会に参加したり、ユマニチュードを実践している看護師さんの様子を見たり、自分の認知症介護に何か生かせることはな...
ユマニチュードが特に話題になったのは、2014年頃だと思います。 ユマニチュード創始者のイヴ・ジネストさんの講演会に参加したり、ユマニチュードを実践している看護師さんの様子を見たり、自分の認知症介護に何か生かせることはな...
日本医師会総合政策研究機構のアンケート「かかりつけ医と認知症介護経験に着目して」を読んだ。注目したポイントが「認知症介護経験のあるなし」で、認知症に対する意識の持ち方や考え方が大きく違うということだった。 アンケート結果...
認知症介護をしている介護者が、他の介護者に嫉妬することもあるらしい。 例えば、助けてくれる親族がたくさんいるとか、別居介護でも家が近所だとか、遠距離介護がうらやましいとか、まだ認知症の症状が軽いとか、経済的に余裕があると...
今年行われたあるイベントで、認知症介護をする70代後半から80代前半の女性3人とわたしでお話しする機会がありました。皆さん、「夫」が認知症で介護をされている奥さまたちでした。 わたしも同じ、認知症介護家族です。こうやって...
ふるさとに帰省し、久々に両親や祖父母に会って、お墓参りをされている方もいると思います。 わたしも母が認知症になる前は、年1、2回の帰省でした。認知症になる前の母の異変は、なんとなくは気づいていたのですが、だからといって何...
西日本豪雨を自分事と考え、認知症でひとり暮らしの母が被災したときのシミュレーションをしてみます。ブログ読者の皆さんも、ぜひ一緒に考えてみてください! まずは「ハザードマップ」をチェック ハザードマップは「洪水」「土砂災害...
認知症の母(74歳)の白内障の目薬をもらおうと眼科へ行きました。 はじめて「視野検査」なるものを行ったのですが、これは緑内障の可能性を調べるためのものでした。10分程度の検査を行った結果、母は緑内障の初期と診断されました...
先日もこのブログでご紹介した『認知症の取扱説明書(SBクリエイティブ)』という本の中に、時間感覚の話がありました。本の中で一番印象に残ったのが、実はこのお話です。 この知識が介護者にあれば、今までと違う介護の景色になるか...
以前、このブログでオススメした本『老人の取扱説明書(SBクリエイティブ)』の続編で『認知症の取扱説明書』が発売されたので、早速読んでみました。 眼科の先生が書いた認知症の本 眼科の先生が書いた認知症の本と書くと、やっぱり...
認知症の症状の中に、昼夜逆転というものがあります。 いわゆる昼と夜の区別がつかない状態であったり、生活のリズムの崩れから昼間に活動せずに夜間に活動したり、不眠や睡眠障害と合わせて説明されることが多い症状です。 介護してい...
Yahoo!トップに、朝丘雪路さんが亡くなられたニュースがこのように載っていました。 バラエティー番組の司会や歌手としても活躍した女優で日本舞踊家の朝丘雪路(あさおか・ゆきじ、本名・加藤雪会=かとう・ゆきえ)さんがアルツ...
本当は今頃、母と静岡に向かっている予定でした。 しかし、2日前の週間天気は「くもり」。富士山が見えないと嫌なので、2日前にキャンセルしました。PM2.5も富士山の視界に大きく影響するそうです。そして今日はいつものとおり、...
「事実は小説よりも奇なり」 「世の中の実際の出来事は、虚構である小説よりもかえって不思議である」という意味です。わたしは特に介護の世界では、この傾向が強いと思っていて、介護系小説をできるだけ避けてきました。 介護カフェと...
亡くなった当時89歳でアルツハイマー型認知症だった祖母は、自分の便いじりをするいわゆる弄便(読み方:ろうべん)という症状がありました。 自宅の畳に便を置き、それを手で広げる おむつの中の便が気持ち悪いため、病室の壁になす...
認知症専門ナースケアマネ・市村幸美さんの3月発売の新刊「心が通い合う認知症ケア(日総研)」を読みました。 市村さんは、わたしの本でご紹介した「認知症看護認定看護師」という認知症分野において熟練した看護技術の資格をお持ちで...
静岡県裾野市の講演会にご参加の皆さま、どうもありがとうございました。アンケートも読ませて頂きまして、皆さまの心に何か響いてくれたようでよかったです。講演会後にこのブログを読み始める方もいらっしゃるので、ご挨拶でした。 先...