認知症介護のあきらめの境地に達したあとで起きた出来事
認知症の人は短期記憶、いわゆる「 ついさっき 」を思い出すのが苦手と言われる。 母も1分前のこと、1時間前のこと、昨日のことはきれいサッパリ忘れている。 でも長期記憶は、脳の記憶の棚にしっかり入っている。 40年前、実家...
認知症の人は短期記憶、いわゆる「 ついさっき 」を思い出すのが苦手と言われる。 母も1分前のこと、1時間前のこと、昨日のことはきれいサッパリ忘れている。 でも長期記憶は、脳の記憶の棚にしっかり入っている。 40年前、実家...
わが家の遠距離介護の周期(サイクル)は2週間おき、滞在日数は1週間です。 割と頻繁に帰っていますし、長く滞在できるのはフリーランスという働き方を選んだからです。 3か月先まで、遠距離介護の予定を最初に決め、空いたところに...
この1年で、母のケアプランを2回見直しました。 1回目は、母の緑内障の目薬差しを毎日お願いするため。2回目は、訪問介護事業所が急に廃業になり、新しい事業所に変更するためでした。 1回目の伝える相手は、 訪問看護師さん、ヘ...
2013年の自分のブログを読んでみても、母は当時から乾いていない洗濯物を取り込む習慣があることが分かる。 朝9時に洗濯が終わり、10分かけてピンチハンガー(物干し)に、脱水の終わった洗濯物を吊るす。 母は握力が弱いので、...
2015年から毎年出版を続け、気づけば1年1冊ペースで4作品。 自ら企画を出版社に提案するパターンもありましたし、出版社から依頼が来るパターンもありました。2019年は?と思っていたところお声掛け頂き、5作目の本を書くこ...
妻の膠原病(SLE:全身性エリテマトーデス)の話を久しぶりに。 今年2月の退院後、当初は2週間に1回ペースで通院しておりましたが、今はだいぶ落ち着いて、1か月半に1回のペースの通院に変わりました。 入院時に比べれば体調は...
母に3年以上依頼され続け、ずっとスルーしてきたことがある。 わたしが実家にいた頃にはなかったのだが、亡くなった祖母が騙されて買ったのか、あるいは元気に歩き回る認知症の祖母の転落防止のためなのか設置されたのが、20畳分以上...
8月25日(日)に行われる、第3回認知症治療研究会 関西支部 in 大阪 に登壇します! 医師が多く参加する研究会なので、普段なら絶対お断りする案件なのですが、兵庫県尼崎市にある長尾クリニック院長・長尾和宏先生からお声...
2018年10月、75歳の母が人生初の大腸内視鏡検査を受けました。(元記事:認知症の母が大腸内視鏡検査を受けるまでとその結果) 2リットルもの下剤を飲んだ母とわたしの奮闘記が、元記事にはめいっぱい書いてあるので、良かった...
先日、しょこたんが映画館で一般男性客から、突然ジュースをかけられ、あまりのことに呆然としたというニュースが話題になりました。 今日は「びっくりし過ぎて言葉が出ないって、こういうことか!」というお話からスタートします。 5...
介護を受ける側だけでなく、介護する側の健康も大切です。 しかし、介護中でなかなか家から出られない、時間がないという理由で、介護者自身の健康を後回しにしてしまうケースがよくあります。介護者が倒れてしまったら、共倒れになって...
母が町内会の班長になっていたGW(元記事:GW中に認知症の母が町内会の班長になっていた!に、もうひとつの事件が起きていた。 東京のスマホを操作して、スマカメ(見守りカメラ)で盛岡の居間の写真を撮ったものがこちら。 20時...
廣済堂出版の健康人新書シリーズで、2019年4月末に発売されたばかりの新刊『ボケの8割は「水・便・メシ・運動」で治る』を読みました。 著者である国際医療福祉大学大学院教授・竹内孝仁先生は、 高齢者介護の基本は、水をしっか...
7月に岩手県大船渡市で認知症介護の無料講演会を行います! いつも新刊が発売されると、岩手県内の書店回りをしています。盛岡→宮古→釜石→水沢→北上→花巻と、格安レンタカーを使って「1日で」回るハードスケジュールのため、時間...
認知症の母の頭の中で作られたこの話ですが、3年以上経った今も言い続けています。ものわすれ外来へ通院していますが、医師が家に来たことは1度もありません。 この作話に対するわたしの対処法も、3年でこのように変化しました。 初...
在宅医療マッサージ株式会社が運営しているドクターネイル爪革命が、親の介護経験のある30代~50代を対象に「介護に関するアンケート」を行ったというページを、偶然ネットで見つけました。 わたしが注目したポイントは、アンケート...