家族介護に「やりがい」を感じる共依存の悪循環
東洋経済ONLINEの記事『姉妹みたいな母娘」が危険である深いワケ』という子育ての記事を読み進めているうちに、すべて「危ない介護」に置き換えられるなぁと思ったお話です。 この記事では、姉妹みたいな母娘が「共依存」状態に陥...
東洋経済ONLINEの記事『姉妹みたいな母娘」が危険である深いワケ』という子育ての記事を読み進めているうちに、すべて「危ない介護」に置き換えられるなぁと思ったお話です。 この記事では、姉妹みたいな母娘が「共依存」状態に陥...
認知症の親を介護している方とお話をしていると、同じものを何個も買ってくる親に対して激怒し、ストレスで耐えられない!という人もいれば、それこそ「しれっと」して、笑っている方もいます。 短時間の会話だけでは分からない、これま...
2か月に1回のペースで、母を歯医者に連れていってます。 理由は、母の口がカビだらけになったからですが、母に少しでも歩いてもらうきっかけ作りであったり、デイでは口腔ケアを週2回実施していますが、残り5日はいいかげんなハミガ...
わたしは8日(火)から、いつもどおり盛岡に帰省しておりました。 今回の帰省の目的は、母を歯医者に連れていくこと、そして富士山へ日帰りで行くことでした。富士山は台風19号の接近のため、早々にチケットをキャンセル。東北にも台...
認知症の母の記憶に残らないかもしれないけど、日本一の富士山を見せたい! 母は76年間、ほぼ岩手県から出たことがなくて、岩手山(2038m・すぐ下の写真)を見て育ちました。岩手山もきれいで、富士山っぽい感じもありますが、や...
今月行った、ものわすれ外来でのお話です。 1か月~2か月に1回のペースで、ものわすれ外来を受診していますが、ここ数年は必ずこのやりとりから始まります。 家で母と一緒のわたしからすれば、2019年の母は特に変化があって、一...
10月からの消費税増税に伴い、店頭でキャッシュレス5%ポイント還元の看板が目につくようになりました。わたしもキャッシュレス生活を謳歌していますが、認知症の母となると話は別です。 わたしのキャッシュレス生活 わたしはドコモ...
「お母さんのお薬の飲み忘れが増えています」「お母さんの同じことを言う感覚が短くなっています」 最近、ヘルパーさんや訪問看護師さんからこう指摘を受けました。 わたしは今年に入ってから感じていたことで、医師にも話したのですが...
今日のランチは、ハンバーグ! そんな気分で、緑内障の母と介護タクシーで眼科へ向かいました。 眼圧も正常値で、医師からもこの調子でいきましょうと言われ、一安心。 眼科への通院介助といえば、いかにも介護っぽくなりますが、わた...
2019年6月18日、政府は「認知症施策推進大綱」を発表した。この中で語られている「認知症予防」についての議論が気になったので、調べてみた。 大綱にある認知症予防の定義とは? この大網の冒頭に、認知症予防について次のよう...
先日、世界アルツハイマー月間2019の推薦図書43冊のリストを記事化しました。 この43冊の中で一番クリックされた本が『満月の夜、母を施設において』(著者:藤川幸之助、中央法規出版)でした。 2008年出版で11年前の本...
2017年の記事「認知症が進行したとは思う。でも深刻には考えてない認知症の母のお盆の様子」に書いた、お盆は特に認知症の症状が悪化するという現象は、今年も健在でした。 母は「自分が」お盆の準備をしないといけないという不安か...
ロンドンにある国際アルツハイマー病協会は、毎年9月をアルツハイマー月間としていて、公益社団法人認知症の人と家族の会は、日本で唯一の加盟団体です。 その取組みの一環として「読む・知る・認知症キャンペーン」と題して、本を通じ...
お盆でふるさとに帰省したり、久しぶりに親に会ったりして、親の認知症の気配に心がザワザワしている人向けの記事です。 公益社団法人認知症の人と家族の会の調査によると、「誰が最初に認知症の気配を察知したか 」という問いに対して...
まずは日本対がん協会が公表している、がんの部位別統計からご覧ください。 男性の死因のトップは肺がん、女性の死因のトップは大腸がんです。 女性はなんとなく乳がんが多いのかと思いきや大腸がんが多く、男女ともにすい臓がんが増加...
わたしは、世の中にある認知症治療や介護のリスクをできるだけ避けようと勉強してきた結果、母は在宅で介護して、治療はコウノメソッドがベストだと思ってやってきました。 7年経った母の認知症の進行が、一般的な認知症治療や介護と比...