もっと注目されてもいいと感じる独身者の介護の話
全国の講演会の主催者の皆さんと、講演前や講演後にじっくり話すことがよくある。 自治体が主催者の場合、介護というテーマでもやはり、子育て世帯も意識している。特に都会ほどその傾向が強く、ダブルケア(介護と子育ての両立)の話が...
全国の講演会の主催者の皆さんと、講演前や講演後にじっくり話すことがよくある。 自治体が主催者の場合、介護というテーマでもやはり、子育て世帯も意識している。特に都会ほどその傾向が強く、ダブルケア(介護と子育ての両立)の話が...
「人生100年時代 」「70歳定年」という言葉とセットで、「セカンドキャリア」という言葉もやたらと目にするようになりました。 一般的に、セカンドキャリアとは「第二の人生における職業」という意味なので、定年後に何をして働く...
「介護は先が見えない、いつまで続くか分からない」とよく言います。 わたしもそう思って介護していた時期もあったのですが、今は「介護は明日にでも終わるかもしれない」と考えることのほうが多くなりました。 なぜ、そんなふうに思う...
先週、盛岡に22cmの雪が降った。 実家の前には、車2台強を縦に止められる長さの私道がある。 その日の午後、母の訪問リハビリがあり、理学療法士さんの車が雪でスタックしないよう、必死に雪かきをした。 もし訪問リハビリがなか...
先日読んだ記事でとても興味深かったのが、コルク代表・佐渡島庸平さんの『「迷惑をかけてはいけない 」 という呪い』という記事だ。 記事の要約 記事では、車椅子生活をヨーロッパやミャンマーで送る場合と日本の違いが紹介されてい...
ここ最近、母と食事する際に気をつけていることがある。 それは母よりも早く食べ終わらないこと。 もちろん、母の認知症が理由である。 親子の盛り付けの量の違いで困ること 例えば、母の数少ないレパートリーとなっているラーメン。...
認知症の人が真冬に薄着になり、家族が困っているという問題。 一般的に言われている原因は、高齢になるとそもそも体温調節能力が落ちる、そして認知症になって判断能力も落ちるからという理由が最も多く、対処法はムリに服を着せるので...
毎年、最後の帰省日には、母とクリスマスっぽいことをしています。 母が認知症でなかったら、たぶんこういうことはやりません。恥ずかしいし、照れくさいので。いい感じで忘れてくれるので、続いています。 今年は富士山に行こうとして...
東京2週間、盛岡1週間という生活リズムで、遠距離介護を続けて8年目。ざっくり計算すると140往復、行き来しています。 最初は「東京3週間、盛岡1週間」、「 東京10日、盛岡10日 」など、いろいろなリズムを試してみたので...
わたしは本やブログ、講演会で7年以上、介護について発信を続けていますが、個別の介護相談は受けていません。わたし自身が現役の介護者であり、自分の介護もあるので、たくさんの相談を聴く余裕がありません。 発信することで、介護者...
わたしも母も、ものわすれ外来へ行く準備は終わって、コタツに入りながらミヤネ屋を見ていたときのことです。 おー、自分の言葉を繰り返し言えた!と変なところで感動するも、時計は14時20分。結局、わたしは全く寝かせてもらえず、...
先日受けた、母の改訂長谷川式認知症スケール(認知症テスト)の結果をご紹介します。 11月30日開催の川崎市宮前区講演会では、このテスト結果を会場の皆さんにお見せしました。たくさんの方に集まって頂き、ありがとうございます!...
認知症の祖母は90歳で亡くなったのですが、たぶん80歳頃にアルツハイマー型認知症を発症したと思います。 10年の認知症の期間のうち、わたしが介護にあたったのは最後の1年のみ。残りの9年は、認知症になる前の母が祖母の介護を...
盛岡の実家に最近導入した、『SwitchBot』(スイッチボット)を遠距離介護で使い始めました。 SwitchBot(スイッチボット)とは? 離れた場所から、家中にある壁のスイッチやボタンをON/OFFしてくれるグッズで...
今年の夏に、「 在宅介護で築50年以上の古い家の補修はどこまでやるか問題 」という記事を書いた。 エアコンを台所に設置しようとするも、アンペア数を上げる工事が必要で、10万近くかかるため断念したという話だった。 盛岡の冬...
2012年11月15日、認知症の祖母(要介護3)が子宮頸がんによる出血で救急搬送され、なんとなく様子がおかしかった難病持ちの母(当時要支援1)の認知症が、同時に自分の中で確定したのが、7年前のことです。 介護の平均期間は...